交通事故治療
手技にこだわる当院では、交通事故治療を“手当て”いたします。
交通事故治療の場合、多くは患者さんが治療費を負担する必要はありません。加害者の加入している保険会社より治療費が支払われるケースがほとんどではありますが、手続きや治療の流れが少々面倒な点も、交通事故治療の難しいところではあります。
当院では治療はもちろんのこと、患者さまが不安や疑問に思う事務手続き・書類に関する相談にも随時対応中。分からないことは一人で悩まず、まずは当院にご相談ください。
<交通事故治療の一般的な流れ>
1:ご予約・ご来院
まずはお電話にてご予約(TEL:03-3690-7507)いただくか、直接ご来院ください。
その際
・保険会社ご連絡先と担当者名
・整形外科などの病院を受診中の方は診断名
をお伺いいたしますので、事前にお調べしてからご来院ください。
2:問診
問診票にご記入いただき、問診をいたします。事故当時の状況を思い出したくない方も多いかと思いますが、適切な治療を行うためにも、
・事故が発生した日時と状況
・ケガの内容・経過状況
・整形外科などの病院を受診中の場合は診断内容
をお伺いいたします。ご了承ください。
3:手続き
・保険会社への手続きを当院にて行います。
4:治療(急性期)
週に4回程度通っていただきます。交通事故の場合は手技(手当て)が有効であるため、テーピングや包帯固定を中心に、手技を取り入れていきます。
5:治療(慢性期)
手技にこだわる当院では、治療機器はあくまでも手技の補助的な役目として考え、痛みを手当てによって治療していきます。同時に日常生活での注意点や、簡単にできるセルフケアの方法もレクチャーいたしますので、一緒に社会復帰を目指していきましょう。
6:治療終了
症状にもよりますが、3~4ヶ月ほどで治療は終了します。患者さまが示談内容書を確認してサインをすると、全ての交通事故治療は一通り終了です。
<交通事故治療の主な症状とは>
むちうち症
良く耳にする「むちうち」という言葉ですが、正式には「頚椎捻挫」もしくは「外傷性頸部症候群」と呼び、首周辺を交通事故などで痛めることを「むちうち症」と呼びます。
「むちうち」という名前は、鞭に打たれる衝撃が加わるからこのように呼ばれているのではなく、人の首が鞭を振ったときのような動きをすることに由来します。
例えば急に後ろから追突された場合、その衝撃で身体だけが先に押し出され、頭は後から身体に引っ張られます。こうなると、身体が鞭を打ったときのようなS字の動きをするため、首周辺に強い痛みを生じることとなります。
バレリュー(バレー・ルー)症候群
首の損傷によって自律神経が刺激を受けることで発症する症状です。レントゲンや検査では問題が見られないにもかかわらず、痛み、耳鳴り、めまいなどを患者さまは自覚する点がこの症状の特徴であるため、診断が難しいとされています。各器官の主な症状としては、
・内耳…めまい・耳鳴り・耳づまり
・眼…かすみ・眼精疲労・視力低下
・心臓…痛み・不整脈・息苦しさ
・咽喉…声や喉の違和感・嚥下困難
・頭…頭痛・頭重感
などがあり、その他にも原因不明の身体のだるさや疲れやすさも挙げられます。
首・肩・腰の痛み
車同士の交通事故の場合、多くの患者さまが訴える症状が、首・肩・腰の痛みです。交通事故では普段の生活では経験することのない非常に強い衝撃が身体に加わるため、腰などに急性腰痛症などの症状が発生します。またそれ以外にも、完治したヘルニアが交通事故を機に再発するといった腰痛のケースも挙げられるため、注意が必要です。
交通事故による首・肩・腰痛みは、身体が衝撃によって歪むことから起こることも多いため、整形外科などでの治療に加え、整骨院で身体のゆがみを改善していくことが、後遺症や再発のない身体作りをすることに繋がります。
打撲
皮膚や皮下組織へのダメージが原因で起こる「打撲」ですが、事故直後の急性期と治癒に近づく慢性期では治療方法を変える必要があります。また打撲は
・レントゲンでは確認の難しい骨折
・内臓のダメージ
・細胞の壊死
など他の障害を併発する可能性があるため、たかが打撲と思わず、きちんとした知識を持つ病院や整骨院での治療が望ましいでしょう。